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はぶらび今昔物語3 ~ ホールで遭ったトラブルいろいろ ~

みなみけ7

おねーさんが好きな私は当然、ハルカも好きだ。スタイルが良くて家事が得意ってステキ!



おばんでがんす、はぶらびです。


前回の稼働記事の最後に「次は稼働記事にするか、トラブル系の昔話をするか」と

書いたところ、コメントをくれた人の9割ぐらいが

「昔話がいい」とおっしゃっていました。


う~ん、そんなに面白い話じゃないんだが…(プレッシャー)。

とりあえず3つ まとめてどーぞ!



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【トラブルその1・ニューパルのモーニング取り】


多分1995年ごろ。まだ関東某県に住んでいたころ。


当時は「モーニング」を仕込んでいる店も多かった。

モーニングというのは まあ要は「店側がボーナスを仕込んでおく」ことだ。

朝イチで座り、3枚入れて7絵柄を狙えば そろう。


ある意味、店側のサービスだが、それにまつわるトラブルの話。



「はぶさん、ニューパルのモーニング打ちにいきましょう!」

後輩の飛車(仮名)が勢い良く言う。


「モーニング? どこよ?」

「T市ですよ。ニューパルは全台モーニングだそうです!」

「そりゃ ありがたいな。最近、勝てないからねー」


ニューパル3


※ニューパルサー:1993年に山佐から発売された大量リーチ目マシン。

1000を超えるリーチ目を搭載し、高い完成度で大ヒット。

最終的に22万台を売り上げており、この記録は2003年に「北斗の拳」(もち4号機ね)が

塗り替えるまで10年間、4号機の売り上げナンバー1をキープし続けた。






翌朝。並びはキツくないとのことなので、午前9時すぎに店へ到着。


なるほど、誰もいない。

この「並びがキツくない」ということに、もう少し注意しておけば

あんな目に遭わなくても済んだのだが…。


自分と飛車の後ろにようやく15人ぐらい並び、9時55分に入店。

ニューパルのシマを探す。

10台ぐらいある! これに全部モーニングが仕込まれてるのか?


とりあえず自分も飛車も1台きキープ。台は次々と埋まっていく。

1,000円をサンドに入れて3枚投下。7を狙うと…


うんまあ、本当にビッグボーナスがスタートしたよ。



「ここ何枚交換よ?」

「6枚っす」

「じゃあ即ヤメすれば6,000円になるのか…」

※ビッグ1回で360枚ぐらい


ボナ後、コインを落とす。

すると一斉に他の客の視線がこちらに集まる。


「(え? なんだよ。換金は自由だろ?)」

飛車と顔を見合わせながら、コイン集計機の前へ。


店員の姿を探す。すると 目つきの悪い40代なかばぐらいの店員が近づいてきた。


「ウチは11時までコイン流すの禁止なんだけど」


これがもう、野太いというか ごっつ低いというか…

とにかく威嚇してくるような声。


どこにもそんなことは書いていなかったのだが、

そんな怖い顔の店員と押し問答するのも嫌なので、

「え? そ、そうっすか…」とドル箱を手に、

ニューパルのシマに戻る。しかし、すでに台は他の客が打っていた。



よくよくシマを見渡せば、モーニングを獲得した客は全員、

遊戯をやめることなく打ち続け、結局ノマれて追加投資している人もいる。



飛車と顔を見合わせる。ヤツも「あれ? ちょっとヤバい?」といった表情だ。

仕方がないので他の機種(なんだったか忘れた…フリッパーだったかな?)のシマで

無人の台に座る。台を打たず、飛車と「11時まで待つか?」と話していると、

さっきの店員が(けっこーな早足で)近づいてきた。



「おい、お前ら! 打たねえんならコイン置いて帰れ!」


こめかみに血管を浮かび上がらせた店員が、かなりでかい声で怒鳴ってくる。

2人ともびっくりして、思わず「う、打ちますよ」とドル箱の中のコインを台の下皿に入れる。


店員は しばらくすごい形相で睨み付け、その場を去る際に舌打ちし、

「クソガキどもが…」 と吐き捨てていった。



結局コインはすべて飲まれ、居心地も悪くなったため即退店した。



当時は「ちくしょう! クソ店が!」とか怒ったもんだが、

冷静に考えると、モーニングは店のサービスである。

それだけ打って、コイン流して帰ろうとする新参者(自分と飛車のこと)は

店にとって迷惑以外の何物でもなかっただろう。


昔は意外と店独特のローカルルールがあったんだなあw





【トラブルその2・スタンプサービスの罠】



時は流れて1998年。

「来年は恐怖の大王が降りてくるんだろうか」

…なんてことは全く考えておらず、

大学を(お情けで)卒業したはぶらびは、故郷の東北某県で就職。

相変わらずスロット打ったり、酒飲んでくだ巻いてたりしていたw



ある店でスタンプサービスを実施していた。

よくあるパターンで、ビッグ1回引くと(バケは対象外)

カードにスタンプ1個を押してもらえる。


スタンプが100個貯まると、「好きな機種を設定6で打てる!」

といった素晴らしいサービスだった。


この年は名機「B-MAX」がユニバーサル(現アルゼ)から発売されたばかりだった。


ビーマその2



※B-MAX:ユニバーサルの大量獲得機 第1弾。

「4号機 最高の完成度」と断言するファンも多かった。

ビッグ中は右リールに特定の箇所を狙うことで

15枚役がガシガシそろう。平均550枚(リプレイはずし使用時)、

MAX711枚 681枚(まずないけど)と獲得枚数のボリュームもすごいが、

なによりフル攻略することで設定1でも機械割が100%を超える

激甘スペックだった。ちなみにフル攻略時、設定6の機械割は

なんと133%! リーチ目も秀逸で、21世紀直前に はぶらびが

もっとも打ち込んだ機種であるw


〔追記〕読者の方から指摘がありました。B-MAXの最大獲得枚数は681枚ですね。

あやしい記憶だけで書かず、ちゃんと調べますw




そりゃあ大好きなビーマの6が打てるんならスタンプ貯めますわ!

ビーマが導入される前から、そのサービスは行われていたので

20回ぐらいビッグ引けばスタンプは100個になるぐらい貯まっていた。


「ビーマの6!」と憑りつかれたように スタンプを貯めて ようやく100個達成。

休日、朝イチでビーマを確保し、店員を呼ぶ。


「スタンプ100個貯まったんで、6お願いします!」

意気揚々と言い放つ。



次の瞬間、はぶらびは地獄の底に叩き落された。

「あ、新台は対象外なんですよ~」


日常 マジで!?


いやいやいや、カード作った時、一切そんな説明はなかった訳で。

店内にも そんなこと書いてないですよね?


「すみません、規則なんで」

いやいやいや、あんたたちの規則でしょ?

それを客側に伝えていないのは なぜに?


さんざん抗議しましたが、6に替えてもらえなかった(白目)



「じゃあ いつごろ新台じゃなくなるのさ?」

「導入から1カ月ぐらい経てば…ですかね?」


なんで疑問形? もう店長呼べよ! 店長不在?



この辺りであきらめ、(多分低設定の)ビーマを黙々と打った。

「1カ月後…絶対にビーマの6を打ってやる!」





その2週間ほど後、スタンプサービス終了のお知らせが。


日常 マジで!?



これ、実話ですからね?






【トラブルその3・サンダーVでリアルバウト】



時は少々前後して1997年。故郷に帰ってきたばかりのこと。

地元某店にも「サンダーV」が導入された。


サンダーVその2


※サンダーV:1997年、アルゼ系のメーシーから登場。

多分、「3連のボナ絵柄」を初めて採用したスロットではないかな?

上の画像では分からないけど、3連の「V」絵柄がある。

そして何と言っても、ボナ告知以外で通常の演出にリールフラッシュを

使用した最初の機種だろう。レバオン時の予告音も初だったかな?

ともかく、このサンダーVが後のスロット各機種に与えた影響は

かなり大きなものだった。



鳴り物入りで導入されたサンダーV。

仕事をほったらかしても打ちたくて、

ある日 会社を休んでパチ屋へ朝から並んだ。


6台しかない状況で自分は8番目…。だが2人ぐらいはパチのシマに行くはず!


開店と同時にダッシュ! 店員の「走らないでくださーい!」という

声が聞こえるが、気にする人なんかいやしないw



サンダーのシマに飛び込むと、残り1台!

椅子をつかむ! 下皿に手に持っていたライターを放り込もうとした瞬間、


斜め後ろからタバコが飛んできた。

振り返ると若い兄ちゃんが

「それ俺の台ね」といった顔をして見ている。


「俺が先に椅子に手を掛けたんだが?」と睨み付ける。

すると、

「下皿に何も入れてねえだろ」とか ほざかれた。


さすがにカチンと来て

「ふざけんな!」 とヤツのタバコを思い切り床に叩き付け、

サンダーの席に無理やり座る。

兄ちゃんを無視して財布から1000円を取り出そうとした瞬間、

後頭部にけっこうな衝撃が。


反動で台におでこをぶつけそうになる。

振り返ると兄ちゃんがドル箱を持って すごい形相をしている。


それどころか、はぶらびの襟首をつかみ立ち上がらせた。


「◎×&#@===¥#!!!」


兄ちゃんがなんてわめいていたか覚えていない。

ただ、いきなりドル箱で殴られて おとなしく引き下がるほど

はぶらびは人間ができていない(現在もw)。



ナニをしたかと言うと、

耳元でわめく兄ちゃんの顔面に思い切り 頭突き である。

そう、ヘッドバットである。


ちょっと当たりどころが悪かった。

兄ちゃん、鼻から大出血。



当然、店員がすっ飛んでくる。説明を求められ、状況を話す。

近くで見ていた人たちも、「そっちの兄ちゃんが割り込もうとした」と証言してくれた。




でも結局、出禁になっちったww

博士 てへっ


人生初の出禁である。


ちなみに10年以上も前なので、

5年ほど前に知らん顔してその店で打ったw



当然その日、サンダーVは打てなかった。

幸いにも警察沙汰にならず済んだが、

一歩間違えたら社会的にヤバいことになるところだった。



パチ屋ってのは、いろいろとトラブルの種を抱えている場所だ。

ひと昔前よりホールはオシャレになり、店員も礼儀正しい雰囲気になった。

だが一部では まだまだ胡散臭さとか ガラの悪さが残っている。


皆さんも気ぃつけなはれや! (なんだこのオチ)






ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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はぶらび今昔物語・2 ~ 戦海の王ッ!! ~

みなみけ5

原作しか知らないけど、この人の絵はなんか ほっこりするんだよね~



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1・後輩2人とM市へ




「ダイバーズXXが全台6!?」


スロットを打つようになって、早くも1年近くが経った。

4号機はすっかり定着し、ニューパルサーをはじめとする

大量リーチ目マシンが全盛期を迎え、

はぶらびも「フリッパー3」や「トリプルウイナー」といった

機種を打ち、勝ったり負けたり、負けたり負けたりww


そんなある日、後輩の末期(仮名)が どこからか「極秘情報」(失笑)を

つかんできた。それが上記の「ダイバーズXX全台(6台)設定6」というものだった。



ダイバーズXX:4号機初期に「大量リーチ目マシン」として大ヒットした

ニューパルサーの直系後継機として1995年にリリースされた。

BIG絵柄に赤7とカメを採用。なぜにカメなのかは、いまだに知らないw



ダイバーズXX





「どこよ、その店」 後輩の飛車(仮名)が勢い込んで聞く。

「M市っす。M駅前の『斜陽』(仮名)です。

店長から聞いたから間違いないですよ!」


「信頼できるんだろうーな?」

「普段から設定使ってる店だから、大丈夫ですよ!」



まあ末期の大丈夫は、たいてい胡散臭いものばかりなのだが、

このところ地元S市で負けが込んでいたこともあり、

3人で朝から並ぶことにした。



S市からM市までは電車で15分ほど。

並びがキツイことを予想し、始発に乗る。

ちなみに平日。大学の講義はもちろん自主休講だ。



「斜陽」店はM駅を出て徒歩30秒もかからない。

本当に駅前の店だった。


確か、まだ6時前の時間だったのに すでに先客が5人。

「マジか…」 はぶらびと後輩2人は目でヤヴァいな、と会話する。

集客のためかも知れないが、間違いなく「ダイバーズ全台6」は

常連客などに知れ渡っていると予想できた。



時間が経つにつれ、3人の後ろにも行列ができ始める。

中には先頭集団(我々も含まれていただろう)を見て、

あからさまに舌打ちし、「学生は勉強しとけボケー!」と言い捨てて

その場を去っていくオヤジの姿も見られた。



さて、ダイバーズは6台。先客は5人。

席を取れるとしても1台。よくて2台。

(当時、朝一で複数台取るなんて当たり前のように行われていた。

良い子は真似しないでね☆)



2・開店…台を確保したけども



午前9時50分、店が客を店内に入れる。

もちろん遊戯スタートは午前10時。それまでいくら台を物色しても良かったのだ。

現在は開店と同時に入店させるケースが多いかな?

地域によって差はありそうだが。


さて。


予想通り、はぶらびたちの前にいた5人は全員ダイバーズへ…

いや! 1人だけ別のシマに行った! 好機! 圧倒的好機!




記憶が定かではないが、その1人はオリンピアの「ビーチガール」を

打っていたような覚えがあるような、ないような…。

なんであんな早くから並んでいたんだろうww





閑話休題。

3人の中で先頭でダイバーズのシマに特攻したのは はぶらび!

2台並んで空いている! 後ろは図体のデカい飛車が

ゆっくり目に入店しようとしてるはず!(絶対マネしないでくださいww)

1台にタバコを放り込み、もう1台に着席。すぐ後にやってきた

末期をタバコの置いてある台に座らせた。


あっという間にダイバーズのシマは人で混雑するが、

すでに満席となった。末期と顔を見合わせてニヤリとする。


そこに飛車がやってきた。

「あー2台だけですか…」 さみしそうに言う。


前日、はぶらびの安アパートに泊まっていった飛車は、

ダイバーズを打つのが楽しみと繰り返し話していた。


悪いクセなんだが、こういう状況になると はぶらびは「譲る」ことが多い。



「飛車、この台打てよ」

「えっ、はぶさん打たないんですか?」

「俺はいいや。別の台探すわ」



別にかっこ付けた訳ではない。

ぶっちゃけ、そこまでダイバーズが打ちたかった訳でもないのだ。



実は前日、末期から聞いていて「打ってみたい」と思っていた機種もあった。





3・その名は「戦海の王」ッ! ドッギャァァァァン!




「王(キング)…戦海の王(キングオブカリブ)ッ!」

キングオブカリブッ!(間違い)

(上の絵・間違い)



その機種の名前はキングオブカリブッ!

…すみません、「戦海の王」なんて呼ばれたことないと思いますw

ちょっと思い付いちゃったんで つい。

ほら、なんかスタンドっぽい名前じゃない? そんなことない? そうですか。



キングオブカリブ


キングオブカリブ:ボーナス確率

      設定1  設定2  設定3  設定4  設定5  設定6
BIG    1/303   1/303   1/303  1/303   1/287   1/273  
集中   1/1260  1/963   1/863   1/744   1/744  1/744

パンク 1/159(全設定共通)






「集中ってナニ?」と思う人もいるだろう。

キングオブカリブの場合、役にシングルボーナス(SIN)が存在している。

通常時、SINの確率は 1/22.7 だが、集中に入ると出現率は 1/2.27 まで跳ね上がる。

現在の5号機では許されない小役の抽選確率の変動があったのだ。

これは主にサブ基盤を使ったものだったんだろうか。

そこまで詳しいことは調べていないので、興味がある人はググってくださいw





このキングオブカリブ、なんとびっくり業界初の「B―Cタイプ」だったのだ。

「Bタイプ」はBIG中のボーナスゲーム(4号機には そんなのがあったのだ)が

2回だけしかなく(Aタイプは3回)、当然ながら獲得枚数が少ない。

代わりに強力(???)なSINの集中役「パーティーチャンス」が

備えられていた。



嘘だっ!




えーと、2号機とか3号機の集中ってさ、すんげえ入りにくいけど

1回入ったら なかなかパンクしなかったらしいのね。

ちなみに初代アラジン(2号機…1回だけ打ったことがある)の

集中「アラジンチャンス」のパンク確率は全設定共通の1/753 だったかな?

1回入ったら低設定でも大爆発の夢があった。


これに対し、キングオブカリブの集中役のパンク確率は上記のように

1/159  である。どんだけ規制厳しくなってんだよ、って話だわww



だから、キンカリの場合は せっかく集中に入っても500枚も増えないで

パンクすることが多かった。




だが、打ったことのない機種だし、なにより絵柄がカッコ良くて以前から興味があった。

実際、当時の稼働内容はあまり詳しく覚えていない。

メモを取ってたわけでもないし、携帯電話なんか持ってなかった時代だ。



ただ、87,000円勝った記憶だけがある。

投資は10Kいかなかった。それは確か。

BIGの連打と、まさかの集中ロングランが大勝という結果を導いてくれた。


何回か引いたうち、5、600Gもずっと集中が途切れず、

延々と(といっても多分1時間半ぐらいだったんではないか)SINの出現率が落ちなかった。


そして集中が終わったかなーと思ったら数十G後に再突入したりw




今になって思うと、果たしてあのキンカリは高設定だったのだろうか。

はたまたナニかをいじってww裏返っちゃったモノだったのだろうか。

BIG確率が設定6をはるかにぶっちぎって良かったような覚えがある。

集中も「おかしくね!?」と思うほど やたら入った。



真相は闇の中である。



どうでも良いことだが、結局その日、「ダイバーズ全台6」はガセだった。

幸いにも3人とも勝てたから良かったが、パチ屋なんか信用ならないと

再確認した一日だった。






ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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【追記】次回はたぶん久々の稼働記事になると思います~

はぶらび今昔物語 1 ~スロッターが生まれた日~

みなみけ4

なんでだろう、次女のカナが一番好きなんだよね。黒髪だから?





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1 パチンコは打ったけどスロットは打ったことない


199X年春、関東某県K市。


大学のサークル活動を終え、晩飯を食べた後は

三々五々に散る…はずだった。



後輩の飛車(仮名)が声をかけてきた。



「はぶさん、こないだのパチンコどうでした? 面白かったでしょ?」



数日前、飛車に誘われてK駅前のパチンコ屋に入り、パチンコを打った。

機種名は「桃太郎日記2」。当時、ニューギン初のカラー液晶画面搭載機だったが、

当然、そんなことは知るよしもない。


桃太郎日記2
(絵柄が「いろは」とか、マジないわー)



「んー、まあ勝てたから そこそこ面白かったけど、パチンコは性に合わないなー」

「えー、そうですか」



新潟で浪人していたころ、一度だけ羽根モノを打ったことがある。

機種名は忘れた。なんかオッサンの役物が頭上に掲げる箱に玉が貯まり、

ある程度の数が乗っかるとVゾーンに向かってガシャーンとぶちまける(笑)。

そんな感じの機種だったような気がする。



「じゃあ、スロット打ちませんか」


前触れもなしに飛車が言う。


「スロット?」



その時のスロットの印象は『箱』だった。

目を血走らせたオッサンたちが座っている箱、だ。

遊び方などはもちろん知らなかった。



「スロット面白いですよ?」

「なんかヤ●ザとかいない?」



こんな会話からも分かるように、当時のスロットのシマは

まあいろいろとキナ臭い場所という印象が強かった。


「いない、いない」と笑う飛車に半ば無理やり連れ出されるように、

はぶらびはパチ屋の扉をくぐった。







2 そこにあったスロットは




「遊び方、分かんないんだが」

「ここに1000円を入れるとコインが出てきます。

3枚ずつ入れてレバーをたたくとリールが回りますんで…」



飛車の説明を聞きながら、目の前のスロットをしげしげと眺める。

下の方に英字で何か書いてある。



「オリ…エンタルⅡ?」

「オリⅡです」



オリエンタルⅡ



オリエンタルⅡ。それが はぶらびが初めて触ったスロットマシーン。

調べてみて初めて知ったのだが…まあ、下のボナ確率と機械割を見てほしい。



  BIG   REG PAY

設定1  1/303.4   1/862.3   93%

設定2   1/282.5   1/862.3   96%

設定3   1/268.6   1/862.3   99%

設定4   1/252.1   1/862.3   102%

設定5  1/240.9   1/630.0   105%

設定6   1/240.9   1/481.9  113%


よくこんなキッツイボナ確率の機種を打ってたなあw

しかも機械割、もっとキツかったかも知れない。設定4で100%以下という説もあるのだw


ともかく、オリⅡはBIG偏向型の機種だった。

どうやらこれは、3号機のイカれた連チャン性を

4号機で再現しようとした結果…らしい。


おかげで波の荒い機種で、さんざん泣かされた記憶がある。




閑話休題。


1000円をサンドに入れる。当時は1台ずつのコイン供給口なんてオシャレなものはなかった。

隣の席と共有で使うサンドは、現在でも見られないことはない…と思う。


ジャラッと金属音が響き、サンド下部から落ちてきたコインを下皿に移す。



「え!? 少なくない?」

「50枚ですよ?」

「1000円で50枚!? 1枚20円! 高っ!」



サンドに金を入れただけで大騒ぎ。今の自分が見たら、きっと指差して笑う。

とにかく遊戯開始。



「んで、どうすれば当たるの?」

「ボーナスが当たると光るんで大丈夫です」

「光る?」



オリⅡはボーナスフラグを察知できる告知機能が搭載されていた。

リール盤面上を、たとえば左から右へ、あるいは右から左へ。

時には光が往復する派手な告知もあった。


そういった説明を飛車から聞くが、当然ながら一向にオリⅡは光らない。

あっという間に3000円が消える。



(これ…お金がいくらあっても足りないんじゃねーかなあ…)

とか考えつつ、タバコを取り出し火を付ける。

その瞬間だった。



「はぶさん、ほら光った!」

「え、マジ!?」



はぶらび、人生初のボーナスフラグを見逃す(失笑)。



「今の光り方ならBIGだと思いますよ。そろえましょうか?」


リールを眺める。



「んー…、多分だいじょうぶ。なんか赤いのは見えるよ」

「マジっすかwww」



左リールを押すと偶然にも1確目の「赤7・リンゴ・オリエンタル絵柄」が滑ってくる。



「お、かっこいい出目っすね」

「え? あ、ああ?」(出目とかいう単語が分からない)



一発で赤7がそろう。

もうどんな音楽だったか覚えていないが、

とにかくけたたましいファンファーレだったような覚えがある。



「あ、そろった」

「1回で!? すごいっすね!」



ボーナス中の打ち方を聞きながら消化。300枚ぐらいは出たような覚えがある。



「これでいくらぐらいになるの?」

「4000円ぐらいっすね」

「少ねえよ!」



この時は理解してなかったが、この店は7枚交換だった。





3 そしてスロッターが生まれた日



その後も、飲まれそうになる寸前でBIGがかかったり

連チャンしたり、また飲まれそうになったり…。

なんだかんだで+6000円ぐらいになった。

なお、飛車は1万円ぐらい負けた。



店を後にして、飛車を誘って飲みに行く。

当然、自分のおごりだ。



「どうでした? スロットは面白かったですか?」



安い居酒屋で飛車が尋ねてくる。



「うん、パチンコよりも『自分で打っている』って気がする」



ビールを飲みながらニヤリと笑う。



「面白いな、スロット」



また一人、スロッターが生まれた。






読んでいただき、ありがとうございました。

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日本海の見える東北地方で必死に生き抜こうとするスロッターのいいかげんな稼働ブログです。

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